特攻大和艦隊 帝国海軍の栄光をかけた十隻の明暗
特攻大和艦隊 帝国海軍の栄光をかけた十隻の明暗
¥2,428(税別)

阿部三郎 著
霞出版社 発行

著者は、防衛庁戦史部をはじめ、内外の資料のほか、二百人に近い関係者の証言に基づいて、最後まで勇戦敢闘した十隻の各隻とその将兵の生き様、死にざま、その真実の姿を伝えている。
日本海軍は、特攻機による沖縄攻撃呼応し、異例の海上特攻隊に世界最大最強の戦艦「大和」を投入した。随伴する新鋭巡洋艦「矢矧」と摩下歴戦の駆逐艦八隻。だが、直衛機なき裸艦隊の末路は明白である。
各艦長の猛反対も、伊藤長官の「死んでこいということだ」の決意に打たれ、艦隊は粛々と南下する。
その時、味方の護衛戦闘機は、どこでなにをしていたのか。また、やがて、圧倒的な米戦闘機と渡り合う各艦の死闘と明暗を分けたその過酷な命運を、それぞれ克明に再現、活写して、読者の胸を打つ。

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